仮歌スタッフとは
仮歌スタッフは、リリースされる前に仮の歌を歌って録音するお仕事をします。
歌が好きな人にはたまらないお仕事です。
「歌を歌ってお金がもらえるの?」
「仮歌バイトは怪しくないかな?」
よくわからないバイトだけに不安な方もいると思います。どんな仕事なのかをよく知ってから応募しましょう。
この記事では仮歌の仕事内容や、メリット・デメリットもご紹介します。
仮歌のお仕事は主にこの2種類
作曲家のコンペ用
アーティストの新曲を決める時、事務所は複数の作曲家や作曲事務所に広く公募を出します。作曲家達がそのお題に沿った内容で楽曲を制作し、集まった楽曲の中からリリース曲を決めます。コンペ形式で競い1番となる曲を選び世に発信していきます。
アーティストの練習用
アーティストのリリースが決まっていて、事務所の作曲家が歌のメロディも制作しているといったケースで、アーティストの練習用として仮歌スタッフに募集がきます。
これからリリースされる楽曲に1番のりで声を乗せれて責任感も感じながら価値もやりがいもあります。
仮歌スタッフの報酬や勤務時間は?
仮歌バイトの報酬は?
報酬は案件によりさまざま 大体の相場は1回あたり2000円~7000円
時給ではなく1曲当たりの金額として支払われます。安いと感じられますが、普段経験できないことに携われたりプロに聞いてもらえたり貴重な経験ができますよ。
仮歌バイトの勤務時間は?
だいたい1〜2時間 報酬が時給ではないため時間がかかってしまえば時間当たりの単価は安くなります
仮歌スタッフに求められるもの
①歌がある程度上手なこと
指定されている音源で正確に歌えること。アレンジや個性などはイメージしにくくなるのでNGです。音感や声質なども必要です。
②楽譜が読めること
音源を聞いてメロディーを覚えるスキルがあればOK!
限られたスケジュールの中で進む仕事なので、譜面が読める方が気持ちに余裕がもてます。今後の活動の幅も広がるので楽譜は読めた方が良いでしょう。
③楽曲をより魅力的にみせる力
作曲家は自分の作品が歌うことにより、更に魅力的になってほしいものです。
経験豊富で歌唱レベルが高いのもいいですが、その曲の情景を思い浮かべたりどのような世界観が適しているのかなど瞬時に汲み取れたら作家さんに重宝されるでしょう。
”仮”歌となってますが気軽な気持ちではなく作家さんの気持ちになり真剣に挑んで魅力的にする姿勢は大事です。
仮歌スタッフは危ない?
仮歌でインターネット検索すると、”危ない”とか”危険”とでてきます。
実際に危ない経験をされた方の例のあります。
代表的なのはオーディション詐欺
仮歌バイトの募集で面接に行ったとき、登録に行っただけなのにオーディションに参加してほしいと言われる。
面接官にオーディションの話をされた場合ほぼ99%詐欺です!
手口としては、歌を褒められる。才能あるから芸能プロダクションの面接どう?など、話をもちかけられ後日合格通知が…研修生などにされその研修料が高額で80万円だった実例もあります。
夢を見る人の弱みに付けこんだ最悪の詐欺です。
怪しくない仮歌バイトもある
仮歌スタッフ募集は必ずしも危険で怪しいものばかりではありません。
実際にちゃんと仮歌スタッフとして活躍して報酬をもらえ夢に近づいて行けた人も多くいます。
普段経験できないようなレコーディングスタジオでプロの人たちとお仕事できたり、仮歌がきっかけでメジャーデビューできた人もいます。ちゃんと安全な仮歌バイトを選びましょう。